上記の表は人とわんちゃんとねこちゃんの年齢換算表です。
ご覧の通り、人間と比べた際には歳を重ねるスピードが異なることがわかります。
小型犬・猫の1才は人間のおおよそ18才を指します。基本的にはわんちゃん・ねこちゃんの1年間は人間では4才～8才に相当し、年を重ねていきます。
人間の赤ちゃんを思い浮かべてください。1年や2年でさえどれほど成長が早いと感じる事でしょう。わんちゃんとねこちゃんはそれ以上の感覚で心も体も成犬・成猫へと成長していきます。だからこそ、飼い主様が気がつかいない内に、体に変化が起こり、思いもよらぬ病気が進行している場合もあります。言葉を話さない動物だからこそ、何よりも身近な飼い主様が日ごろから体の状態や行動をよく観察し、気になった部分を正確に獣医師や病院スタッフへ伝えて頂けることが病気の早期発見には大切なことなのです。

次のステップとして定期健診があります。どんなに飼い主様が注意をはらい体の状態や行動の異常を観察していても気づくことが難しいので、そんな場合に「わからなかった」の一言で大切なペットの命が危険にさらされないように、特に体に変化が起こる年齢（シニアと呼ばれる8才～）からは年に1回の定期健診をおすすめしております。