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ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニについて

ノミ・マダニは共に栄養源とされる動物の血液を吸うという特徴があります。
吸血を行う際に付着する唾液によって強い痒みを引き起こし、ノミアレルギー性皮膚炎になる可能性があります。
ダニは3月頃より寄生が多くみられ、涼しくなった秋にも増えてきます。ノミは梅雨の時期前後により活発になります。しかし、一定の湿度と温度があれば、どこにでも生息する事ができるので基本的には年間を通して予防することが大切です。

予防方法

ノミ・ダニ共に錠剤やスポット剤のお薬が用いられます。ノミ・ダニ共に駆除するタイプ、消化管内寄生虫も同時に駆除するタイプ、フィラリアも同時に予防するタイプ、月1回のタイプ、3か月に1回のタイプなど色々な医薬品が出ておりますので、飼育環境や飼い主様の要望に合わせて処方致します。

マダニの吸血に関しては、気づいた際に無理に剥がそうとしてはいけません。マダニは皮膚に口を突き刺した時に、固い物質を出し体を固定するため、無理に剥がす場合はマダニの口や頭部がのこってしまい化膿する原因になる場合があるので、先ずは受診する事をおすすめします。

ノミ・ダニ予防のよくある質問

ノミ・ダニの駆虫薬(スポットタイプ)をつけた後にシャンプーをしても大丈夫ですか?
このタイプのお薬は皮膚の皮脂腺を伝わって体内で効果を発揮します。シャンプーによって皮膚の油分が落とされてしまうと薬効が低下する場合があります。少なくても2日程度はシャンプーを控えていただいた方が望ましいです。※メーカーによっては投与後にシャンプーをした場合でも薬効に影響がないものもあります。
室内飼いだから安心ですか?
基本的に散歩を行く場合はいつでも寄生する可能性があります。ノミ・ダニの生息エリアは基本的には野山や草むらですが、最近では建物の多い都会の中でも人に吸血する報告が増えております。比較的環境が悪い中でも生息できてしまう以上、屋外だけでなく、人間について室内に侵入する可能性もあるため室内飼いであっても予防することが大切です。
ホームセンターで売っているお薬でも大丈夫ですか?
ホームセンターで販売しているものは、正確にはお薬ではなく医薬部外品と呼ばれるものです。医薬部外品と医薬品の大きな違いは薬効をうたえるかどうかです。医薬部外品で「~に効く」という表現は使えないのです。ノミ・ダニの予防から卵の孵化、発育までを防ぐ効果が言えるのは動物用医薬品だからという事を覚えておきましょう。
インターネットで購入しても大丈夫ですか?
何種類も予防薬があり、体重制限や投与方法がそれぞれ異なりますので、動物病院で獣医師にご相談の上、処方してもらうことを当院ではおすすめしております。